ななめの目

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夫婦の年収格差の記事を見て思うこと~収入の強さは年収の金額ではない~

ななめのめです。

 

突然ですが、あなたは日刊SPAのこの記事をみてどう思われますか?

news.infoseek.co.jp

 

旦那さんはフリーの広告マン(年収350万円)、奥さんは市役所の係長(年収800万円)。奥さんの方が圧倒的に収入が多く、旦那さんは家では娘にも無視され、家事全般を引き受け、肩身の狭い思いをしているとのこと。

 

日本のサラリーマンの平均年収は男性で500万円程度と言われます。

なので、350万円の年収はかなり少ないと言わざるを得ません。

 

男性なら、「旦那さん気の毒だな、俺はそうならないように気を付けよう」と思うでしょうか?

女性なら「こんな低収入の旦那は絶対に嫌だ」と思うかもしれません。

 

しかし、考えてみてください。市役所で係長をしている奥さんが、市町村合併などがきっかけとなり、徒手空拳で市役所をクビになったとします。その時に年収350万円の仕事がいくつあるでしょうか?

「市役所で係長をしていました」

それがどんな強みになるでしょうか?

あなたが社長なら、「ぜひ年収800万円でうちに来てほしい」と思うでしょうか?

競合も無い、基本的に企業努力が必要ない。

定時出勤、定時帰宅の習慣が染みついている。

休日はカレンダー通りが当たり前。

実態は自治体によって色々でしょうし、自主的に切磋琢磨して頑張る人も沢山いるでしょう。しかし、世間ではそのように見られます。

 

市役所で10年、20年働いてきた中年女性を、年収350万円出して、正社員で雇おうという会社は多くはないでしょう。

そのような年収なら、当然年収面でも本人が不満を漏らすことは明らかです。

少なくとも私なら、そのような温室育ちのようなキャリアの方を積極的に雇用したいとは思いません。

給料の安い民間で食うか食われるかの営業活動をしていたような、「鍛えられた人」を採用したいと考えます。

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一方で、この旦那さんは「自分の力で」年収350万円を稼いでいます。

これは大変なことです。

 

考えてみてください。

東大生を100人捕まえて「会社や企業に入って20年以内に年収800万円を達成しろ」と言うミッションを与えたとします、すると、大半の東大生、8割から9割の東大生が容易に達成することでしょう。

 

しかし「20年以内にフリーで年収350万円を達成しろ」だったらどうでしょうか?恐らく達成率は5割以下、大半の東大生はフリーで食べて行けずドロップアウトして会社勤めをしていることでしょう。

 

自分で事業を起こし、曲がりなりにも食べていけるだけの利益を残すということはそれこそ大変なことです。

フランチャイズでも、「夫婦で働いて合計年収700万円です」と言うなら、ずいぶん成功している方です。

フランチャイズでもなく、本当のフリーなら相当に大変です。

 

市場でお金を集めることは容易ではない

しかもこの奥さんとその実家の家族はこの旦那さんを軽く見ている様子。

これも公務員体質が染みついている証拠です。

税金という、「サービスの質にかかわらず、自動的に集金できるシステム」に依存しているせいで、この奥さんは「お金を稼ぐこと」を甘く見すぎているのです。

 

しかも家事全般を旦那さんが引き受けているとのこと。

つまり主夫でありながらフリーで年収350万円を稼いでいるのです。

フリーでの年収350万円は翌年ゼロになる可能性も大いにありますが、2000万円になる可能性も秘めています。

奥さんの市役所での年収800万円は、ゼロになる可能性は低いものの今後の世情を考えると十分にありえることです。一方で2000万円になる可能性は万に一つもありません

 

私が妻なら、この旦那さんを尊敬します。

組織に頼らず、自分の力で生活できるだけの収入を稼いでくる力を持っていることを、尊敬します。

仮に私が今会社をクビなったとして、フリーで来年から年収350万円を稼ぐことは、おそらく不可能だからです。

 

少なくともフリーで稼ぐことの大変さを、体験までしなくてもイメージだけでもできる想像力があれば、お互いに尊敬しあうことができると思うのですが。

 

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