ななめの目

世の中の色々な事どもを斜め目線から切りつけます。仕事のこと、エホバの証人二世の話題、底辺高校の話題など。読者登録して頂いた方は相互でさせてもらいます。


人気ブログランキング

スポンサーリンク

韓国の皆さまが一生懸命になっている慰安婦像の設置について -「性犯罪撲滅」ではなく「謝罪と賠償」を前面に打ち出すから誰も共感しない

戦争って嫌ですね。

戦争というのは殺し合いです。

たくさんの人が死にます。

人が死ねば、その数だけ恨みと憎しみが生まれます。

戦争と言うのは恨みと憎しみを解決するために、その何倍もの恨みと憎しみを再生産する、憎しみの増幅装置なんです。

 

ところで、戦争と言えばナチスユダヤ人虐殺、原爆被害、強制連行など色々な悲惨な被害があり、今でも問題になっています。

 

その中でも日本を悩ませ続けているのが、韓国と中国ですね。

何度「これで解決」と約束して、謝罪とお金を積んでも、国際問題として取り上げようと訴え続けてきます。

 

news.yahoo.co.jp

最初に言っておきますが、私は右翼でも左翼でもありません。

嫌韓論者でもありませんし、韓国に旅行に行ったこともあり、そこに住む人は皆良い人だったと感じました。

ただ、韓国の政治的な手法、戦略についてはいかがなものかと感じているのです。

 

 

本題に戻しますが、慰安婦の経緯については、強制じゃなかったとか、強制だったとか、国が主導したとかしていないとか、色々な説がありますが、私は歴史学者ではないですし、勉強もしていないので、その点についてはわかりません。

「原爆や空襲と違って人がたくさん死んだわけじゃあるまいし」という意見もあると思いますが、もし女性が強制的に連行されて性の慰み物にされたとすれば、それは殺人に匹敵するくらい許されないことだと私は思います。

 

ただ慰安婦の経緯や実情はともかくとして、今の韓国の人たちと、同じ戦争被害者である原爆被害者の広島の方々とは決定的に異なることがあります。

日本人が韓国の人の慰安婦像設置運動を見て感じる、耐えがたいほどの不快さと醜悪さは、単に日本人が「自分たちに謝罪と賠償を求められているから」だけではないと思うのです。

 

不快さの理由はその目的と行動にあると思うのです。

 

広島の人が求めているのは「核廃絶と世界平和」であって、「謝罪と賠償」ではないからこそ心を打つ

f:id:nanamenome:20171015123216j:plain

あなたは広島に行かれたことはあるでしょうか?

広島の原爆資料館、とても悲惨な写真がたくさんあります。

被害に遭われた方の衣服や遺留品が展示されています。

どれも原爆の被害の悲惨さを物語っています。

最近は外国人観光客の方も増えているようです。

みなさん一様に、原爆被害の悲惨さに呆然としてしまいます。

思わず涙を流す外国人の方の映像もテレビで見ました。

そして、こう言います。

「日本人はこんなひどいことをされて、どうしてもっと怒らないのか?」

「アメリカに謝罪を求めるべきではないか?」

でも、広島や長崎の方が、公式にアメリカに対して謝罪や賠償を求めたと言う話は聞きません。

なぜなら、広島や長崎の人が一貫して伝えたいことは核兵器の悲惨さ」であり、心から願い世界に訴えているのは核廃絶」と「世界の平和」なんです。

「謝罪しろ」「金を出せ」「反省しろ」なんて言うことを前面に打ち出すことはありません。

だからこそ健気で美しく、訪問する人の心を打つのです。

「この世界で二度と自分たちのような被害者を出したくない」、それだけが広島や長崎の方々の切なる願いであり、「謝罪や賠償」などと言った低次元なことを訴えているのではないのです。そのことがはっきりと伝わってきます。

だからこそ、加害者であるアメリカ人ですら、核兵器の悲惨さを心から痛感してくれるのです。

 

それが、もし広島市がアメリカに対して、なんでも良いからとにかく「謝罪をしろ」「賠償金をよこせ」、「広島市に経済援助をしろ」などと言うことを前面に押し出し、アメリカを貶めることを目的に、原爆被害者の像を世界中のそこいらに建設し出したらどうでしょうか?

同じ日本人の私でも「そんな見苦しいことは今すぐ止めなさい」と言いたくなります。自分自身が原爆の被害に遭った訳でもないのに、お金や国際的優位性を得ることを目的に、先祖である原爆被害者の像を世界中に乱設するなどということは、原爆で亡くなった方に対する冒とくです。

そんなことをすれば、アメリカ人は「こんな奴らには、もう一発くらい原爆を落としておくべきだった」とすら思うかもしれません。核兵器の悲惨さを伝える前に、世界中の嫌悪の的になることでしょうし、そもそも「お前らがすぐに降伏しないからだ」「パールハーバーはどうなんだ」という水掛け論になるでしょう。

 

韓国の行動からは、広島や長崎のような「自分たちと同じような被害を二度と世界で起こしたくない」というような態度はみじんも感じられません。  

なんだったら日本に同じことをし返してやりたい、くらいに思っていることでしょう。

日本に仕返しをしたい、日本人を苦しめたい、天皇に土下座でもさせてすっきりしたい、そしてお金が欲しい、そういった人として最も次元の低い欲求を、自分たちの名誉などみじんも顧みず、清々しいほどにごまかすことなく、堂々と前面に打ち出してきます。

 

一方、韓国の人が「謝罪や賠償はいらない」「性犯罪の悲惨さと女性の権利向上を世界に訴えたいだけだ」と静かに被害のあった地に資料館を作り、粛々と性犯罪撲滅を世界に訴えていればどうでしょうか?

現在の韓国の印象とは180度変わることでしょう。

その上で、過去のことはともかく、「日本はまだまだ女性の権利が低い」、「売春制度が残っている」として非難されたら?「(性犯罪加害者の国として)日本こそがアジアの盟主として女性の権利向上のリーダーシップを果たすべきだ」ということを前面に押し出して主張されたら?

性犯罪加害の有無はともかくとしても、こちらとしても真摯に耳を傾けざるを得ません。

真面目で責任感の強い日本人は、そんな風に持ち上げられたら自分達の方から「慰安婦の謝罪と補償についてもう一度きちんと見直すべきでは?」とすら言いだすかもしれません。

 

韓国の皆さんが慰安婦像を世界中に設置し、「謝罪と賠償」を強く求め続ければ続けるほど、被害者は政治利用のシンボルとして貶められ続け、韓国の印象は悪くなり、そして日本人からは「謝罪と賠償」どころか、憎しみと嫌悪だけを買うことになるという、なんとも言えない苦いことをし続けている訳なのです。

まあ、日本としては韓国が自分で自分の首を絞めようが、国際社会を上手に立ち回ろうが、どっちでも良いことなのですが。

 

スポンサーリンク