ななめの目

世の中の色々な事どもを斜め目線から切りつけます。仕事のこと、エホバの証人二世の話題、底辺高校の話題など。読者登録して頂いた方は相互でさせてもらいます。


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本当の強さとは人のためでなく、自分のために生きられること

ずいぶん寒くなってきましたね。

人恋しくなる季節ですが、結局人気のある人の周りに人が集まり、人気の無い人は寂しいままなんですね。

残酷な世の中です。

 

ところで、世の中ではあの人は強い人だとか、あの人は弱い人だとかいう言い方をすることがよくあります。

そう言うときの強い、弱いと言うのは色々な意味があって、風邪を引きにくいとか、ケガをしにくいとか、体の頑丈さを言うときもあれば、メンタル的なことを言う場合もあります。

 

メンタル的に強いと言われる人はどんな人でしょうか?

一般的には、どんなことがあっても落ち込まずに元気でいられる人、いくら叱られても気にする様子もなく平然としている人、どんな厳しい状況でも前向きでいる人などでしょうか。

 

私は会社人生の中で、心を病んで二度と会社に来なくなった人、もしくは復帰できた人をそれぞれ何人か知っています。

心を病んで二度と会社に来なくなった人の中には、いくら叱られても平然としていて、どんなミスをしても明るく前向きな人がいました。

しかし、その人はある日突然会社に来ることができなくなってしまいました。

本当に突然です。

「私はうつ病になりました。もう会社に来ることができません」

その人は、ある日突然そう宣言しました。

彼があまりにもメンタルが強いように見えたので、上司も「こいつにはいくら言っても大丈夫」と思って、さらし者のように公開説教をしていました。

 

私はその時に思ったのです。

「いくら叱られても平然としている人が、必ずしも強いわけではない」

むしろ、叱られるとすぐに落ち込み「こんな会社辞めてやる」「あんな上司死ねばいいのに」そう言ってさんざん同僚にグチをこぼし、荒れて、落ち込む人の方が、病気になったり会社を休む傾向は少ないのです。

 

頑丈な岩はいくら叩いてもびくともしません。

あまりにも様子が変わらないから、叩く方は容赦なくどんどん叩きます。

するとある日突然割れてしまいます。

割れてしまった岩は二度ともとには戻りません。

 

一方で、スポンジは叩けば簡単にへこみます。

水をかければ湿って重くなります。

しかしへこんだスポンジはすぐに元に戻ります。

濡れたスポンジもすぐに乾きます。

 

どんなにひどく叱られても落ち込まない人は、ある意味でプロ意識の強い大人なひとなのかもしれません。

しかし自分の気持ちを押し殺しているのです。

周囲のことを考えて自分の気持ちを押し殺しているのです。

 

一方で少し叱られただけで目に見えて落ち込む人は、感情的で子供っぽいのかもしれません。

しかし、自分の気持ちに素直なのです。

周囲のことより自分のことを優先しているのです。

 

どちらが強い人なのでしょうか?

 

 

私の同僚に、少し変わった人がいます。

彼はどんなことでもはっきりと主張します。

「飲み会するけど来ない?」

あまり気の進まない飲み会に誘われた時、彼はこう答えます。

「自分はそういう飲み会とか好きじゃないから、誘われても絶対行かないから、二度と誘わないで」

もちろん二度と誘われなくなります。

ゴルフに誘われても「自分はそういうのは嫌いだから」ときっぱりと断ります。

 

飲み会などの付き合いは誘われたら「嫌だけど我慢していく」人が多いものです。私も気の進まない飲み会などに渋々参加することがよくあります。

 

気の進まない飲み会でも、我慢して参加する方が、周囲に合わせられる強い人、大人な人だと誰もが考えます。

 

でも本当にそうなのでしょうか?

 

私は最近違うような気がしてきました。

 

はっきり言えば、自分を押し殺して人に合わせて行動する方が、実は楽なのです。

なぜでしょうか?

それは他人を傷つけるより自分を傷つける方が気持ちが安定するからです。

その上、その選択は社会的な「正しさ」が保証されているからです。

 

しかし、周囲に合わせて自分の感情を押し殺して生きること、それは本当は誰も幸せにならない選択かもしれません。

 

自分の気の進まないことはきっぱりと断る彼は、意外にも職場で孤立していません。

むしろ人気者です。

空気を読んで、断れない私なんかよりもずっと人気があります。

そして彼自身も生き生きとしています。

それは、結局のところ「その場しのぎの安易な選択で、自分自身を追い詰めていない」からです。

 

空気を読んで、周囲に合わせて、「一見人のためになる」ような選択をする方が実は楽な生き方なのです。

本当に強い人は「自分のために」生きることができます。

自分を傷つけるようなことを安易に引き受けません。

我がままと言われても自分の幸福を優先します。

そして、そういう人は敵も作りますが、結果的には味方も増えて、幸せに生きられます。

 

そんな気がします。

 

いつも我慢してばかりの人、他人に何かを頼まれるといつも嫌と言えない人、たまには自分の気持ちを開放してあげましょう。時には自分のために他人のお願いを断りましょう。

 

自分以上に大切な他人なんて、そうは居ないのですから。

 

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