ななめの目

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川崎事件、自分も加害者になっていたかもしれないという想像力を持つ人は加害者にはならいが、不良人間は一人で死ねという想像力欠如の人は加害者になる危険性を秘めている

川崎市で無差別に19人を殺傷し、二人の方が亡くなり、犯人も自殺するという大変痛ましい事件がありました。

被害者の方の心情を思うとやり切れない思いですし、犯人についてはどうして恨みもない人を巻き込んで自殺するのかという理不尽な思いを持ちます。

この事件について、「一人で死ね」という多くの意見に対し藤田孝典氏は「一人で死ね」と言うことで類似の犯行を助長するので言わないでほしいという意見を載せました。

 

一人で死ねという気持ちはわかります。

どれほど世の中が憎かったのかは知らないが、見ず知らずの人を巻き込むことはないだろうと思いますし、自分の子供が殺されたらそれこそ、「一人で死ね」と叫びたくなる気持ちもわかります。

 

しかし、犯人は一人で死なずに「人を巻き込んで死ぬ」という判断をしたのです。この事件以外にも秋葉原の事件や、池田小事件など、社会への恨みから無差別殺人を行う人は一定確率で発生するのです。

海外ではしょっちゅう銃乱射事件が発生しています。

 

客観的に事件を観察すれば、一定期間のうちに無差別殺人事件は一定数、必ず発生しているのです。

交通事故が一定期間に一定数、必ず発生するのと同じように。

 

そんな人間は特殊な人間であって自分とは違う世界の人間だ、不良品だ、と断じることは簡単です。

しかし、もしあなたがアヘンやコカインを打たれて幻覚を見るようになれば、無差別に人を殺してしまうかもしれません。

強い精神病に侵されれば幻覚を見て無差別に人を殺してしまうかもしれません。

長期間の完全な孤独と強烈な不幸に見舞われたら、精神に異常をきたして無差別に人を殺してしまうかもしれません。

 

そんなことは有り得ない、という人は本当の孤独や本当の不幸を知らない人です。そして本当の孤独や不幸について想像力が働かない人です。

この世にはあなたの知らない不幸がたくさんあります。

不幸に対する耐性も人それぞれです。

 

そういった想像力が働かず、自分は完全に「正義側」「正常側」の人間だと信じ込んでいる人はこう言います、「異常者は一人で死ね」と。他人の不幸について想像力も働かないし、自分がいかに幸運に恵まれた人生を送っているかについて気が付きもしないからです。

 

そして、このような想像力が欠如した人は思いもよらない不幸に見舞われるとこう思うでしょう。「自分だけがこんな不幸に見舞われるのはおかしい、世の中が自分を陥れているに違いない」と。そんな風に思うのは、想像力が欠如しているからです。

自分よりももっと恐ろしい不幸に見舞われている人がいることについて想像力が働かないからです。自分の状況を客観視できないからです。

そして、そんな不幸が長く続くと、自分を陥れている、不当に不幸にしている世の中に牙を向けるかもしれません。

 

しかし、世の中には無差別に人を殺したくなる人が発生するほどの不幸や不運が存在したり、不幸に対する耐性が低く容易に社会に牙を向けてしまう人もいるという想像力が働く人は、例え不幸に見舞われても「人生にはこういう状況もあるのだ」と思えるかもしれません。

 

何が言いたいかというと、「一定確率で起きていることは、あなたに起こりうる確率もゼロではない」ということです。

交通事故を起こす奴はバカだ、自分は絶対に交通事故を起こさないと高をくくっている人ほど交通事故を起こしやすいのと同じように、自分はこんなバカな異常者のようなことをするわけがないと思っている人ほど、危ういのです。

 

 

 

 

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